「ブレンとブレンU、何が違うの?」
ゼブラの人気ボールペン「ブレン」シリーズには、通常版と新型の「ブレンU」の2種類があります。
結論から言うと、ブレンUはクリップの機能性と低重心構造で書きやすさが大幅に向上。
一方、ブレンは価格が安く速乾性が優秀です。
この記事では、両者の違いを6つの項目で比較し、あなたに合う1本を選べるように解説します。
- ボールペンで書いたときの振動が気になる人
- ブレンとブレンU、どちらが自分にあっているかわからない人
- 油性ボールペンが好きな人
それぞれ、詳しくレビューした記事もあるのでぜひ読んでください。
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ブレンの特長
ブレないから、ストレスフリーで書ける
ブレンとブレンU、どちらも共通するのが、ペンの振動がほぼ無いということです。
つまり、ブレないので、ストレスフリーで書くことができます。
ボールペンで書いているときに、ペンが振動(ブレる)してしまう、そんな経験はありませんか?
このブレがなくなるだけで、一気に書き心地が変わります。
洗練されたデザイン
ブレンは、特徴的なデザインになっています。
ノック部分とクリップが一体化していて、低価格ながらも洗練されたデザインです。
また、ノックをした時の感触が、クッションを連想させます。
しかし、ノック部分とクリップが一体してしまっているので、クリップが使いにくいです。
ブレンUの特長
ブレンよりもさらにブレないから、書きやすい
ブレンUもブレンと同様、筆記時のブレがほぼ無いので、書きやすいです。
ブレンUのブレは、ブレンよりも抑えられています。
ブレンはまだかすかに振動が感じられるのですが、ブレンU は振動が全く感じられません。
バインダークリップが使いやすい
ブレンUは、クリップがバインダー式になっていて、とても使いやすくなっています。
バインダークリップは、軽い力で挟むことができます。
ボールペンのクリップをよく使う人にはとてもおすすめです。
また、クリップもシンプルな形状になっていて、とても良いです。
しかし、クリップがまっすぐなので、固定力が高いとは言えません。
低重心設計で、書きやすい
ブレンUは、低重心設計になっています。
ペン先が金属になっていて、程よい重さなのでとても書きやすいです。
低重心なボールペンが好きな人にはとてもおすすめ。
ブレンとブレンUを徹底比較!!
いよいよここから、ブレンとブレンUを徹底的に比較していきます。
それぞれの価格や重量感の目安、デメリットなどをまとめました。
商品名 | 価格 | ボール径の目安 | 重量感の目安 | グリップ | 主な特長 | デメリット |
---|---|---|---|---|---|---|
ブレン | 165円 | 0.5mm | 中 | やや太め | シームレスで特徴的なデザイン | クリップが使いにくい |
ブレンU | 242円 | 0.5mm | 軽〜中 | 細くて硬い | バインダークリップが使いやすい | クリップが手に当たりやすい |
比較してみると、このようになります。
比較項目 | ブレン | ブレンU |
---|---|---|
書きやすさ | ○ | ◎ |
インクの濃さ | ◯ | ◎ |
速乾性 | ◎ | ◯ |
掠れにくさ | △ | △ |
クリップの機能性 | △ | ◎ |
デザイン | ◎ | ◎ |
全体的の機能は、ブレンUが上回っています。
結論から言うと、使いやすいのはブレンUです。
書きやすさ
私はブレンUの方が書きやすかったです。
理由は、主に二つあります。
それは、
- ブレンの方はまだ微かに『ブレ』が感じられるけど、ブレンUは全く『ブレ』が感じられなかったから。
- ブレンは軽すぎたけど、ブレンUは低重心になっているから。
です。
まず、ブレンの方は、まだ微かにブレが感じられました。
強く書いていると、まだペンの振動が感じられたのです。
一方ブレンUは強く書いても、ブレを感じることが全くありませんでした。
これが一つ目の理由です。
そして、ブレンUは低重心になっています。
ブレンUはペン先が金属製になっていることで、低重心を実現しています。
また、これがペン先の『ブレ』につながっているのです。
これが二つ目の理由です。
書き心地の良さは人それぞれ違いますので、一度文房具屋さんで書き心地を試してみてください。
インクの濃さ
インクの濃さは、ブレンUの方が濃いです。
ブレンUは軽い力で濃く書ける「S油性インク」が搭載されているからです。
だから、軽い力で書いた時ブレンは薄く、細くなりますが、ブレンUは濃くはっきりと書くことができます。
速乾性
速乾性はブレンの方が良かったです。
ブレンUはインクがブレンよりも濃いせいか、書いてからすぐに指で擦ると結構インクが伸びました。
速乾性を重視する人はブレンの方がいいかもしれません。
掠れにくさ
どちらも結構掠れやすいのですが、ブレンUの方が掠れませんでした。
ぐるぐると円を書いたときに、どちらも回転するところで掠れがちです。
また、文字を書くときも書き始めが掠れます。
最終的に、掠れにくさはどちらも悪かったです。
クリップの機能性
クリップの機能性はブレンUの方がいいです。
ブレンはクリップがノック部とくっついているせいで、どうやって使うの?と思うほど、使いにくいです。
一方ブレンUは、クリップがバインダー式になっており、とても挟みやすい設計になっています。
クリップの機能性を重視するならブレンUの方がいいでしょう。
デザイン性

ブレンのデザインは、ノック部にクリップがくっついているという珍しい設計となっています。
ブレンUは、一見よくあるボールペンですが、クリップのデザインが今まででみたことないデザインですね。
本体に表記されている文字は、どちらもノック部に近いところに『blen』と書かれています。↓

違うところは、『ZEBRA』の文字が書かれているところとボールの大きさの書かれているところです。
また、ボールの大きさが書かれているところも違います。
ブレンは『ZEBRA』と書かれていたところと同じところに書かれてあります。
一方、ブレンUはクリップの上の方に書かれてありました。
そして表記の仕方も違います。
ブレンは『0.5』ですが、ブレンUは『.5』と、0が表記されていません。
比較のまとめ
ブレン | ブレンU | |
---|---|---|
書きやすさ | ○ | ◎ |
インクの濃さ | ◎ | △ |
速乾性 | ○ | △ |
掠れにくさ | △ | △ |
クリップの機能性 | △ | ◎ |
デザイン | ◎ | ◎ |
全体的に見ると、機能性はブレンUの方が圧倒的にいいです。
書きやすさとデザインについては、人それぞれ違います。
だから、あくまで個人的な比較となっておりますのでご了承ください。
それぞれの値段

ブレン

ブレンU
ブレンUはブレンより77円高いです。
ブレンUは値段が高いというところがデメリットです。

結局どちらを買うべき?

ブレン方がオススメな人
ブレンの方をおすすめしたい人は、
- ボールペンの機能性を重視しない人
- 太軸が好きな人
- 文房具にあまりお金をかけたくない人
- 速乾性を重視する人
です。
ブレンはブレンuに比べ比較的値段が安いので、ボールペンにお金をかけたくない人はブレンの方をおすすめします。
そして、ボールペンの機能性を重視しない人とは、
クリップの使いやすさや書きやすさなどを重視しない人という意味です。
(決してこの商品の機能性が悪いというわけではありません)
また、ブレンuはインクがブレンよりも濃い代わりに、速乾性がブレンより優れていません。
だから、そういう人はブレンの方をおすすめします。
ブレンUの方がオススメな人
ブレンUの方をおすすめする人は、
- クリップをよく使う人
- 細軸が好きな人
- 不安定な場所でも使いやすいボールペンが欲しい人
- 機能性を重視する人
です。
仕事のときなど、ボールペンに付いているクリップをよく使う人(ボールペンを服やボードなどに挟む人など)は、
ブレンUの方をおすすめします。
そして、このブレンUは不安定な場所でも濃く書けて使いやすい、ということですので、
仕事でよくボールペンを使う人はぜひ、使ってほしいです。
最後の機能性を重視する人については、当然ブレンUのほうが値段も比較的高いので機能性が優れています。
だから、「ボールペンは機能性重視!」という人はブレンUのほうが断然オススメです。
まとめ

それでは、最後にこの記事のまとめです。
- ブレンとブレンU の大きな違いはデザイン・インクの濃さ・クリップの機能性の3つ。
- 全体的に見ると、機能性はブレンUのほうが優れている。
- 定価はブレンが165円(税抜150円)、ブレンU が242円(税抜220円)。
ブレン | ブレンU | |
---|---|---|
書きやすさ | ○ | ◎ |
インクの濃さ | ◎ | △ |
速乾性 | ○ | △ |
掠れにくさ | △ | △ |
クリップの機能性 | △ | ◎ |
デザイン | ◎ | ◎ |

この記事を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

